10月24日 九州へき地研大会in宮古島大会で思う。

 今年、10月24日・25日の両日、第70回九州地区へき地・小規模校教育研究大会沖縄宮古島大会が行われました。九州大会は県内で8年ぶり、宮古島での開催は初めてです。24日はマティダ市民劇場で全体会。記念講演、宮古島の6小中学校で公開授業と研究発表を行い、25日は未来創造センターで課題別分散会を行い、九州各地の地域性を活かした研究成果を共有しました。

宮古島の各小中学校長は、役員として参加し、私は司会担当でした。

記念講演ではシンガーソングライターの下地イサムさんが

「『足りない』を楽しむ人生』と題して記念講演を行い、

西表島船浮生まれのシンガーソングライター

池田卓さんの生き方を例に出し、

「足りないと思っているが、私たちの周りには豊かな海や自然、

文化、歴史がある。人とくらべるものではなく、

それぞれのアイデンティティを大切にして

それを楽しみ、自分らしく生きていくことは、素敵なことなのでは?」

と話されていました。

当日司会担当の私は、ステージ袖の一番近いところで

素敵な歌と素晴らしいお話を聞くことが出来ました。

宮古島、自分たちの住んでいる足下にある文化、歴史、自然、

歌、方言・・・何者にも代えがたい素晴らしいものを誇りに思い、

当たり前ではない宝物としていけたら、人生豊かで素敵だなと思いました。

下地小の子ども達も故郷の良さ、暖かさ、豊かさを感じる子ども達に

育ってほしいなと思わずにはいられませんでした。

  • 2024年12月2日 12:59

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