高齢者疑似体験で学ぶ「支え合い」の大切さ(5・6年生)
カテゴリ: 講話
はじめに、社協の恩河さんから、高齢者は65歳以上からで、宮古島市の人口のおよそ3分の1が高齢者であるという現状が伝えられました。つまり、3人に1人は高齢者という身近な問題であることが示されました。
その後、高齢者疑似体験のスタートです。装着物の確認とともに、動きが大きく制限されるため、転倒などの危険があることから、ふざけたり、押したりしないよう指導がありました。
体験では、手首、足、体におもりを装着して体の動きを制限し、細かい作業がしにくい特殊な手袋をはめ、ゴーグルで視界不良を、ヘッドホンで音の遮断を再現しました。
子どもたちは、以下の動作に挑戦しました。
・筆記用具入れから鉛筆を取り出して名前を記入する動作
・買い物体験で財布から100円硬貨を取り出す動作
(床に落としてしまった子は、拾うのに大変苦労していました)
・洗濯物を干す動作
(おもりがあるため、腕を上げるだけでも抵抗があることを実感しました)
この貴重な体験を通して、お年寄りに自然に声をかけたり、手伝ったりする行為ができる子どもたちに成長してくれるものと期待しています。
※お忙しい中、午前中いっぱい時間を割いて企画・運営してくださった社会福祉協議会(社協)の皆様、本当にありがとうございました。社協の方々からは、子どもたちの活発な質問に対し、「意欲的だね」とのお褒めの言葉もいただきました。
- 2025年12月9日 19:07






