「秋の全国交通安全運動実施中」(9/21~9/30)

秋の全国交通安全運動が9月21日から30日までの10日間実施されています。

「この運動の目的は、国民の交通安全意識を高め、交通ルールの遵守と正しいマナーを習慣化すること、そして国民自身による道路交通環境の改善を推進し、交通事故を徹底して防止することです。」

おかげさまで、本校では保護者や地域の皆さんのご協力により、これまでに大きな交通事故や怪我はありません。しかし、宮古島市内では小学生が巻き込まれる事故が多発しており、子どもたちが事故に遭わないための取り組みの継続が必要です。

○登校時の危険と対策について
朝の送迎の際、県道側の南側通用門からの車両集中により、校内の通学路で接触事故などの危険性がありました。また、通学路へ進入する際、県道で一時停止する場面が多く、交通量の多い県道での車両同士の接触事故も懸念されました。これらの理由から、朝の登校時に限り、歴史文化資料館入り口からの迂回路コースを実施しています。 事故は偶発的に起こるものと捉えるのではなく、「ヒヤリハットの法則(ハインリッヒの法則)」で考えています。

※ヒヤリハットの法則(ハインリッヒの法則)とは・・・
「ヒヤリ・ハット」とは、怪我につながりそうな「ヒヤッとした」「ハッとした」出来事が起きたものの、幸いにも災害には至らなかった事案のことです。ヒヤリ・ハットは、作業内容や場所そのものに潜む危険要因を見つけ出すために不可欠です。

この法則は「1:29:300の法則」とも呼ばれ、1件の重大災害の陰には、29件の軽傷を伴う災害と、300件のヒヤリ・ハットが存在するとされています。つまり、ヒヤリ・ハットを見逃していると、重大災害を防ぐことはできません。

どんな些細なヒヤリ・ハットであっても、その危険性を全員が認識し、事故を未然に防ぐための対策を講じることが重要です。

私たちの大切な子どもたち、そして保護者・地域の皆さんが交通事故に遭わないよう、身近な場所から「ヒヤリ・ハット」する状況や場所をなくしていきましょう。

皆さんのご協力が、安全な交通環境を作り、大切な命を守ることに繋がります。

  • 2025年9月24日 14:31

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