地域及び本校の概要

1.地域の概要

(1)学区の概要


 

 狩俣学区は宮古島の北部に位置し、西分会、中分会、東分会の3つの分会に分けられている。
 地域では専業農家はごく少なく兼業農家がほとんどで、基幹作物はサトウキビ、葉タバコ、マンゴ栽培等である。
 また、水産業では冬場はもずくの栽培漁業、夏場は追い込み漁等で生計を立てている。
 狩俣地区は昔から信仰心の深い地域で崇高な祭り「祖神祭り」があり、地区の貴重な行事として毎年行われている。

 そのため、本地区の北側にはその祭りを行う畏敬な場所として通称「狩俣の森」とよばれている森があり、地域では唯一昔からの自然がそのまま残され大切に保護されている。

 (2)学区の景勝地

  狩俣は宮古島の北部に位置し、宮古島の北端の岬、西平安名崎とその対岸の世渡崎の二つの岬があり、それを囲むように入り江になっている。

 また、西平安名崎にはエネトピアの風力発電施設の風車塔が立ち、岬近くを行き交う船も数多く趣のある風景が楽しめる。

 さらに、対岸の世渡崎から池間大橋が架けられ、一体の七色に輝くサンゴ礁の海の美しさは格別である。
 狩俣の森の遠見台からは地域全景、池間島、大神島、伊良部島等が見られ、そして遙か南方には平良地区が展望できる。

2.学校の概要

 本校は、明治19年4月15日、西辺尋常小学校として創立され、今年で創立133年を迎える。
 平成29年度現在の在籍は37名であるが、ミニバスケットボールでは、数々の優勝の実績を持つ伝統校である。また、平成22年5月には第5回スナッグゴルフ伊江島大会で準優勝、個人部門で5連覇するなどスポーツが左官である。
 平成8~10年度の3年間、沖縄県教育委員会・平良市教育委員会の環境教育モデル指定校を受け研究を推進し、平成12年には野鳥保護環境美化が認められ日本鳥類連盟から褒賞・ソニー教育財団からはソニー賞を受賞した。
 さらに、平成12~13年度文部科学省・県教育委員会指定「地域住民の学校運営の参画のあり方に関する調査研究(学校評議委員)」、平成13~14年度平良市教委育委員会指定の基礎学力向上対策向上推進校等を受けて研究実践してきている。なお、平成27年度からジュニアエコプロジェクト「ライオン美ら action」「環境教育実践校」として取り組んでいえる。

 

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