11月27日地震避難訓練実施

 11月27日の昼休み時間に、地震を想定した避難訓練を行いました。今回は、通常のように教室で全員がそろっている状況ではなく、児童がそれぞれ図書館や運動場、中庭など、校内のさまざまな場所で  

 遊んでいる最中に実施する形式でした。先生が近くにいない、学級単位でも動けないという、より実際の場面に近い状況で「放送を聞き取り、自分で判断して行動する」力を養うことをねらいとした、初めての訓練です。

 災害時、人は急な状況の変化に判断が追いつかず、体が動かなくなることがあります。だからこそ、日頃から「なぜそう行動するのか」を理解し、状況に応じて考えて判断し、行動する力を育てておく必要があります。

 今回の訓練では、多くの児童が落ち着いて行動し、最終的に3分30秒で全員が運動場へ避難を完了することができました。図書館では机の下にもぐって次の指示を待つ姿、運動場では中央へ集まり腰を低くして揺れに備える姿など、学んだことをしっかり実践する子どもたちの様子が見られました。

 一方で、知識を十分に生かしきれず戸惑う姿も見られました。この経験をもとに、今後の指導にさらに見通しをもって取り組んでいきたいと考えています。

 今回の訓練を通して、「自分で考えて行動する力」の大切さをあらためて感じることができました。これからも子どもたちとともに、安全に向けた力をしっかり育んでいきます。

 Tetoruにて、事後指導のお願いとして津波防災ハンドブックも各家庭に配布済みと思います。ぜひ、ご家庭でも「もしも〇〇が起こったら、〇〇する」と話し合ってみてください。

  • 2025年11月28日 12:03

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