岸田総理大臣にお手紙を書く

 福嶺小学校の児童が岸田総理大臣にお手紙を書きました。

　福嶺部落の観光スポット東平安名崎に咲き誇っていた天然記念物「天の梅」が、絶滅の危機に瀕していることを部落の人から情報を得た。

　20年前は天の梅やテッポウユリが満開し、とても美しい景色が広がっていたことを当時の写真や資料で知る。しかし現在はところどころにしか咲いていないことに悲しみを覚えた。

　そこで児童らは、なぜ天然記念物である「天の梅」が絶滅しそうなのか調べることにした。

・アダンやススキが生い茂り、天の梅やテッポウユリの生息場所がなくたった。

・国指定公園である東平安名崎は勝手に草刈りができないこと。

・手入れができないことで雑草が生い茂っている状態になっている。

　これらが主な原因であることを知り、総理大臣にお手紙を書き許可をもらい、子どもたちや地域の人で草刈りや株分けをしながら、かつての風景を取り戻そうと計画を立てた。

　福嶺小学校IT部で、現在の東平安名崎の様子を、ドローン操作を学んだ子どもたちが上空から撮影を行い過去との違いを検証することから始まった。