第3学期始業式 校長先生からのあいさつ

  「新年明けましておめでとうございます」 新しい年を迎えるに当たり、校長先生が、日頃、自分なりに思っていることを皆さんにお話したいと思います。(中略)
それは、「大河の始まりは、最初の一滴から」という昔の先人が伝えた言葉を参考にして考えたものです。
 そこで、「大河の一滴」の由来を皆さんに紹介したいと思います。
 大河とは、現在の中国を流れている海のように大きな川(揚子江)を指すと言われています。
 その大河の始まりをたどって行って実際に調べてみると、山の頂にあるたった一滴の水滴から始まっているという事です。
 それは、どんなに大きな川でも、その川の始まりをたどっていくと、「山の頂の、たった一滴の水滴から始まる」という意味です。
 そういう意味では、児童の皆さんは、9年間の義務教育で一番最初の入り口の来間小学校で学んでいます。(何かしら、大河の始まりは、最初の一滴からの先人の諺を思い起こしてしまう校長先生の思いがあります。)
 そこで、新しい年を迎えるに当たり「大河一滴」の四文字熟語で毛筆で表現して見ました。由来から考えてみたときに、来間小学校で学んでいる皆さんは、教育の基礎部分の「大河の一滴」なのではないかと、思うのです。 
 児童の皆さんが小学校で現在の学年で学んでいることは、やがて中学校や高等学校、そして大学・社会人へとつながる「学びの第一歩」なのだと捉えているのです。
 今の学年で一生懸命に勉強する事が、やがて「大河のような大きな流れとなる」ことであり、大河はやがて、大きな果てしない海へとつながり、海は世界の国々へとつながって行きます。そのことは、まさに君たち一人一人が将来の「夢や希望」の実現のために、今の学年で学んでいることが、「大河の一滴」につながることを信じて校長先生は先生方と一緒に皆さんの教育に全力で取り組んでいきます。
 そして、皆さんが大人になったら、「大河のごとく」世界の人々を相手に「自分自身で身につけた力」で、「自分がなりたいと思う仕事を通して」自分の人生を切り拓き、一人一人が大いに活躍することを願っています。
 

  • 2018年1月9日 16:00

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