校区
宮古島市立狩俣中学校は、市街地から約12km北方の緑多き小高い丘の上に建っている。校区は、学校から西約0.8kmの狩俣小学校区(狩俣地区)と、学校の東約3.2kmの宮島小学校区(島尻地区)から成っており、今年度で創立61周年を迎えた。
狩俣・島尻両地区とも古い歴史を持ち、信仰心厚く、祭祀の多いところである。狩俣地区は、西平安名崎が示すように半島状丘陵地で、その稜線沿い及び南側の傾斜地に住居を構えている。島尻地域は、半島丘陵地から北側の平坦地に居住区を形成している。
両地域は、漁港として最適の入江を有し、近くに「八重干瀬」という漁場を控え漁業も盛んである。また、沿岸の海域はモズク栽培に適し、栽培漁業にも熱心で大きな成果を上げている。平成14年には、製塩工場が狩俣漁港近くに設立された。さとうきびや葉たばこの栽培も盛んで、地域全体としては半農半漁である。
素朴で人情味豊かな地域の人々は、学校及び教育に関する関心・期待が高く、PTA活動も充実しており、過去に九州地区PTA連合会をはじめとして、県P連・宮P連からの表彰を多数受けている。また。狩俣地域学力向上対策推進委員会が、平良市学力向上対策委員会からの教育功労賞を受賞するなどの実績があり、学校教育への協力・支援も積極的である。
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