はじめに

 平成27年(2015年)10月に、結の橋学園教育課程研究推進協議会より「結の橋学園小中一貫教育基本構想」が提言されました。その中において、小中一貫教育が目指す骨子として、「小学校・中学校が一体となった学校施設、学校運営の中で、義務教育9年間を一体として捉えた教育課程の編成により、一貫した学校指導や生徒指導、発達段階に応じたきめ細かな指導を実践することにより、義務教育修了時に、ふさわしい知・徳・体のバランスのとれた『生きる力』を身につけた児童生徒の育成を目指すこと。」と明記されています。
平成27年1月、伊良部島民にとって悲願の伊良部大橋が開通しました。無料で渡れる架橋としては日本一の長さ(本橋部で3540M)であり、昭和49年の初めての要請行動から43年の歳月をかけて結実した文字通り「夢の大橋」は、まさに伊良部島民のみならず、宮古群区、沖縄県の誇りであります。
本校の愛称である「結の橋学園」は、この夢の大橋架橋実現に至るまでの先人の皆様の弛まぬ努力への感謝の念と新たな未来への希望に思いを託して名付けられました。教育課程の策定にあたり、これまでの歴代校長、保護者、地域の皆様方の学校教育にかける熱意と積み重ねあげられてきた文武両道の栄光の軌跡に感謝と敬意を表するとともに、その思いや願いを受け継ぎ、伊良部島民並びに宮古群区のすべての子ども達の夢・実現を応援するための小・中一貫教育校「結の橋学園」の基礎を創り上げたいと思います。
宮古島市の総力を挙げて初めて開校する小中一貫教育校は、伝統ある伊良部小学校(創立132年)、佐良浜小学校(創立128年)、伊良部中学校(創立71年)、佐良浜中学校(創立70年)の4校の歴史を閉じ、次代を担う若者に未来を託すという苦渋の決断のうえで創設されます。
その重みを受け止めつつ、それぞれの母校卒業生や保護者、地域の「伊良部島の子ども達をより良い教育の環境で学ばせたい」「明日の時代を担う子どもたちに生きる力を身につけさせたい」という願いに応えうるためにも、「社会に開かれた教育課程」を推進し、「人材を以て資源と為す」「教育は国家100年の大計」の使命感をもって、地域とともに創り、歩む「結の橋学園」プロジェクトを推進し、研究・実践を繰り返しながら日々、深化及び進化させ創造、発展させて参りたいと存じます。

平成31(2019)年1月吉日
愛称 結の橋学園
宮古島市立 伊良部島小学校
宮古島市立 伊良部島中学校

校長 宮城 克典

 

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